兵庫は西宮北口(行ったことはありません)、アントニオ洋服店の別注トリッカーズ(写真はショップサイトから拝借)は文句なしにかっこいい。
大手セレクトからネットショップまで、トリッカーズやパラブーツの別注の嵐の昨今だが、定価を出してでも欲しいモデルは稀だ。
大抵は趣味の悪いコンビ、ブライトカラーに逃げたカントリーブーツが多く、定番の良さを損ねてしまっている。
あまり非難を続けるのもどうかと思うが、大手セレクト別注にその傾向が強い気がする。
さて、日本では質実剛健、タフなカントリーブーツのイメージが圧倒的に強いトリッカーズだが、セントジェームスラインや、過去のアーカイブを掘ればゲテモノ、キワモノがザクザク出てくる。
そういった点で、ロブやグリーンとはまた違う良さが際立つファクトリーだ。
昨年ノーザンプトンのファクトリーを訪問した際、アーカイブシューズを説明を受けながら手に取ったが、ある意味でロンドンロブよりも衝撃的だった。
オーストリッチレッグとコードヴァンのコンビビットローファー、とか。
まさにキワモノ。
そういった背景をきちんと理解した上での別注は気合が違う。
特に上の三足は端正であり上品、デザインの落とし所を知った大人の靴。
小遣いを貯めて買う靴ではないのである。
(写真二枚目のブローグモンクは完売、店が店なら客もマッド)


